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安心して絶望できる人生 (生活人新書)

安心して絶望できる人生 (生活人新書)
向谷地 生良
安心して絶望できる人生 (生活人新書)
定価: ¥ 777
販売価格: ¥ 777
人気ランキング: 10384位
おすすめ度:
発売日: 2006-11
発売元: 日本放送出版協会
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

自分の病気を医者から取り返す、弱さを絆に人とつながる
悲惨な体験から心の病を抱え治療も効果が無かった人たちが、自分の病気をテーマとし、他人と協力し研究により自分を取り戻していく様は感動的。「悩みを抱えている自分」を「世界が直面している問題解決のテーマを与えられている自分」に置き換える手法は、心の病は無くても日々困難に直面している私たちにも有効だと思います。「「自分の無力さを受け入れ、こだわりやとらわれの気持ちから解放され、自分自身と人とのゆるやかな信頼を取り戻す。P.67」等実践から導き出された言葉は、「人」に「神」を加えれば、キリスト教の立場からヘンリー・ナウエンが語る一連の著作のテーマとまさしく一致します。ナウエンの「イエスの御名でー聖書的リーダーシップを求めて (あめんどう)」がお勧め、神父等へのメッセージとして書かれた本ですが、そのメッセージを自分に対するものと置き換えて考えれば、この本と同様の深い感動を覚えることでしょう。

当事者研究の本
本書は、著者も『べてるの家の「当事者研究」』の続編と記しているように、当事者研究の本である。本書前半では当事者研究の意義と方法が示され、後半は研究成果が収録されている。当事者研究を知る上で参考になった。
「べてるの家」そのものに関しては『悩む力』『べてるの家から吹く風』や『降りていく生き方』で深い洞察が行なわれているので、そちらを参考にされると良いと思う。

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